女性起業家の日々

子育て終了後の起業家のおもいや行動を綴っています。起業する皆さんの参考になれば。

成年後見申立て

 母の認知症に伴い東京家庭裁判所成年後見申立てを行った。ここまでの道のりは大変だった。これからはもっと大変なんだけどね。
これまでの課程は

  1. 母の状態に危機感を覚える。郵便局でのトラブル。叔母が賃貸保証人の依頼をしてくるのではないかという不安。
  2. 成年後見制度について調べる。
  3. 申立てをするかどうかの家族会議(両親、私、妹)
  4. 申立てについての説明を聞きに、区の説明してくれる施設に行く。(父、私)
  5. 書類の分担。(父、私)
  6. 必要書類の収集。(戸籍謄本、住民票、登記されていないことの証明書)(父、私)
  7. 書類の作成(財産目録等)。(父、私)
  8. 書類の確認。(父、私、妹)
  9. 申し立て日の予約(私)
  10. 書類の確認。(父、私)
  11. 申立て(両親、私、妹)

てな具合だ。
ほんと疲れた。

ここまで出来た理由
私がたまたま休みだった。(休みじゃなかったらとってもできない)
父も頭はしっかりしているので資料作成が可能だった(財産目録等)
妹も私も働き続けているので、割と事務作業に慣れている。
関係ある両親、妹と私が23区内に住んでいる。
家族関係が複雑ではない。

そう。こんなに恵まれている私ですらこんなに大変な作業。
多くのヒトにはとっても困難な作業ではないだろうか。
一番大変なのが時間の確保。そして休日の壁。

平日でないと申立てもできない。
裁判所やお役所が土日にある程度やってくれるようにならないと、こういう制度を利用することすらできない。
高齢化の激しい日本。これから問題がありそうだな。

数年前調停をやっていた「なじみ」の場所へこんな形でまた行くとは・・・。思わなかった。