成年後見申立て
母の認知症に伴い東京家庭裁判所へ成年後見申立てを行った。ここまでの道のりは大変だった。これからはもっと大変なんだけどね。
これまでの課程は
- 母の状態に危機感を覚える。郵便局でのトラブル。叔母が賃貸保証人の依頼をしてくるのではないかという不安。
- 成年後見制度について調べる。
- 申立てをするかどうかの家族会議(両親、私、妹)
- 申立てについての説明を聞きに、区の説明してくれる施設に行く。(父、私)
- 書類の分担。(父、私)
- 必要書類の収集。(戸籍謄本、住民票、登記されていないことの証明書)(父、私)
- 書類の作成(財産目録等)。(父、私)
- 書類の確認。(父、私、妹)
- 申し立て日の予約(私)
- 書類の確認。(父、私)
- 申立て(両親、私、妹)
てな具合だ。
ほんと疲れた。
ここまで出来た理由
私がたまたま休みだった。(休みじゃなかったらとってもできない)
父も頭はしっかりしているので資料作成が可能だった(財産目録等)
妹も私も働き続けているので、割と事務作業に慣れている。
関係ある両親、妹と私が23区内に住んでいる。
家族関係が複雑ではない。
そう。こんなに恵まれている私ですらこんなに大変な作業。
多くのヒトにはとっても困難な作業ではないだろうか。
一番大変なのが時間の確保。そして休日の壁。
平日でないと申立てもできない。
裁判所やお役所が土日にある程度やってくれるようにならないと、こういう制度を利用することすらできない。
高齢化の激しい日本。これから問題がありそうだな。
数年前調停をやっていた「なじみ」の場所へこんな形でまた行くとは・・・。思わなかった。