女性起業家の日々

子育て終了後の起業家のおもいや行動を綴っています。起業する皆さんの参考になれば。

青木さやかさんの徹子の部屋に泣く

 私の父も教師だったので、見ながら思わず涙ぐんでしまいました。

ちょうど娘も独り立ちした直後だったこともあり、またコロナが始まってから久しぶりに本当に何ヶ月ぶりに1人で家にいると言うとっても特別な1日の中での出来事だったからかもしれません。

 徹子さんが「私はラッキーだったことに親が認めてくれたから」と言ったところに安心できたなぁって思いました。

違う立場の人、自分とは違う経験を、同じ「親」と言う対象から「違う経験をすることがある」と言うことを受けとめてもらう事は、自分を取り戻す大切な1歩になるんじゃないかなぁって思いました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200629-00010000-fujinjp-ent

 

 

 

 

娘の自立

今日は娘がひとり暮らしを始めた。 彼女を産んでから、これまでずっと一緒に生きて来た。

彼女の父親とはずいぶん前に別れた。

だからずっと母子家庭だった。私は娘の為と思い、そして仕事が好きだったから仕事に没頭した。会社はなかなか私のことを認めてくれなかった。やった成果に対して、評価は見合わないと思った。とても悔しかった。女性だったと言う理由が大きいと思う。

 

彼女は小学校でうまく学校と向き合えずいろんなトラブルがあった。そういうことが嫌で、また私の優秀な友人がみんな子どもを中学受験させるのを見て、私は受験をさせた。

中学受験の世界は彼女には厳しかった。厳しいテストで成功体験を得ることができなかった。結局最後に力尽きて、塾を辞めてしまった。塾に話に行った時私は思わず先生の前で泣いてしまった。今考えればあんな無理はしなくてよかったんだ。


彼女を中学受験塾にいかせていた頃、夜遅く駅に迎えに行った。私も残業したりですごく忙しくて疲れていた。駅で寒い中彼女を待ちながらこんなことやってたら自分の体を壊すんじゃないかと思っていた。

 

その通りだった。私は腎臓悪くしてもう治らない。幸い良い先生に出会って透析にはなっていないけれど…。

そうやって自分を大事にしなかったから、私は病気になってしまった。健康を過信していたんだ。評価されない会社に疲れ、学校のトラブルを持ってくる娘に疲れ、疲れすぎて若干自暴自棄になっていたこともあるかもしれない。

 

病気になったことを機会に私は会社のそばに引っ越す事にした。

引っ越しはとても大変だった。準備が間に合いそうになかった。それでも仕事が忙しかった。娘は引っ越しに備えて、台所の作り付けの引き出しの筆記具の整理をしてくれた。すごくたくさん量があったからとても大変だったと思うんだけれど、会社から帰ったとき、それをやってくれた事本当に心強いそしてありがたいと思った。

ありがとう。本当はとても助かってたんだよ。

 

テレワークを機にずっと家にいる娘に私はイラついていた。家にいながらにしてほとんどの家事をやろうとしない娘に、「いつまでも家にいてくれなくてもいいんだよ」と言ったのだった。

コロナの影響もありイライラしたのかもしれない。多分そうだろう。

そういう言い方をする必要は無いのだ。


これが良かったのか悪かったのかはわからないが、彼女は新居を見つけてきた。

 

私が彼女が心配である。


でもひとりでいると言う事で、生きていくことに関して勉強はしている筈だ。


充実した人生を歩んでほしいと思う。

 

そして感謝の気持ちを伝えたいと思う。

 

一緒に歩んでくれてありがとう。

無料あるある

 先日NPOの協力をもらって 子供向けの教育イベントを行った。

 NPOの予算で4月から準備してきた。

定員は10人、申し込みは8人、そして当日の会参加者は4人。ちょっと見込み違い。おまけにほぼ連絡がない。

イヤ、しまった例のアレだ。無料イベントのあるある。気軽にキャンセル。

手前味噌だが、私も朝6時に家を出て8人分の机とパソコンの準備をしている。そのために 3台パソコン購入し、セットアップもした。最近のセットアップはセキュリティーが厳重なのでとってもめんどくさい。よくわからないし。超小人数で回している会社にはなかなか厳しい。

事務局は一生懸命ポスターを作り、告知、そして夜自分の時間を使ってまめにメールを出している。

実は運営の関係で8人で締め切ってしまったのだが、こんなにたくさんキャンセルがあるのであれば、もっと募集すればよかったとも思った。無料あるあるを忘れていた。

 

 自分でイベントを開催してわかったことがある。

「無料のイベントは低くみられる」

以前も自治体主催のイベントに依頼され出展した。自治体のイベントだからという事で良かれと思って一体10万円以上する二足歩行ロボットをなんと1回500円で貸し出した。

その結果きたメールが2通。両方クレームだ。クレームは予想を大きくは回るものだった。

「指定された時間に住所に行ったのにどなたもいらっしゃらず、またイベントやってる様子もありませんでした。延期されたのでしょうか。子供がとても楽しみにしていたので残念です。」

ずっといました。分からなければお電話いただければと思うのですが…。

その旨返信したが、返事は無し。

 

「本日参加しましたが、非常に対応の感じが悪くて残念でした。もう二度と参加しませんし、人にも勧めません。改善されることを願います。」

信じられなかった。 100%ボランティアである事が伝わってなかったのかもしれない。自治体が声をかけている事は事実だが、動いているのは我々の場合全員小さなベンチャーで民間なのだ。私はこの日の給料は1円ももらってないし、ロボットメーカーの人も自分で交通費すら払ってきているのだ。

この人に対しても、具体的に改善に向けてどの点が感じが悪かったのが教えて欲しいとメールしたが返信は無い。

 

そして今回の無料イベント。参加された人のお父様がパソコンを持っている。そして一緒に子供と一緒にやりたいと言う。これは子供向けイベントなのですよ。おまけにパソコンを持っていたら持参してそれを使ってくださいとお願いしているのに、ウチのパソコンを使う。

数に余裕があるからいいのだけれど、ただなら何でも使う、協力は一切しない、あなたは提供する人で私を受ける人というその気持ちが透けてみえて残念に思った。

最後に彼は自分の勤めている会社の名刺を出した。今日のイベントテーマそのものを扱っている部署だった。それだけ知っている人が、ここまで理解がない。

これからはモノの価値が少なくなっていき、貨幣の代わりに人間の信用と言うものが大きくなっていく時代なんじゃないかなぁとつらつら思うのであった。

 

 

 

 

メルカリで断捨離

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 メルカリで断捨離。多くの人がそうだと思うけれど、生活の中に入り込んできている、メルカリとジモティー。

 先日の卓球の試合の賞品でもらったソックスをメルカリで販売。これから本を売る予定。メルカリは10%手数料取られるので、できればラクマで売りたいと思うのだけれども(ラクマは手数料なし) 、正直売れるまでの時間が全然違う。お金よりも時間が重要だ。驚いたのは、私が使っていた卓球シューズが売れたこと。ホントは使い古しの卓球シューズなんてもちろん捨てるつもりでいたのだけれども、もしやと思って出品。なんとその日のうちに売れました。もちろんすごく汚いわけでは無いのですが、ちょっと試してみたいと言う人には役に立つのかなーと考えを新たにしました。

 4月から勝間塾に入って様々な影響を受けている。忙しすぎた結果このブログ更新が止まってしまったりしたけれども、バランスをとって、生活と仕事を充実させていきたいな。

マネタイズ

 展示会に出ているといろんな人がブースに来る。

 きちっとスーツを着込んだ若者が、3Dプリンターって儲からないでしょうねという。今流行の意識高い系だろうか。

 図書館や科学館といったいいくらでやっているんですか?と訊く。マネタイズはどうしているのですか?と訊く。私はお金儲けの説明をするために展示会に出ているのではない。(儲かってないけど)

 彼は展示している中身に興味があるのではなく、私がどのようにお金儲けをしているのかという事に興味があるようだ。

それがまるで世の中の常識のようにその尺度からの質問のみを続ける。ちょっと苦手。

 かと思うと、知り合いで一緒にやっている会社を何人も紹介してくれる人もいる。何度も私のブースにやってきて、仕事で関係している人を紹介してくれる。このようなことができるのか?あのようなことができるのかと具体的な質問を投げかけてくる。そういうときには展示会に出てよかったなぁと感じる。

 また名古屋や大阪の会社の方が私のワークショップの内容を聞いた後、お願いしたいけどちょっと遠いなぁと残念そうな顔をするのも内容が評価されているということなので嬉しいことである。

 また年に一回、この展示会だけで会う工業高校の先生もいる。毎年予算を申請しているのだがなかなか最近の予算が厳しく導入が進まない。けれどもなんだかすっかり仲良しだ。

 中には声をかけられただけで営業されるのだと思い嫌そうな顔する人もいる。

いろんな人がいろんな思いで展示会に来ている。あと1日。明日の出会いが楽しみだ。f:id:madonnya:20180517223155j:image

明日から展示会

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 展示会で商品を紹介する。この5年間やってきたことだが、世の中の変化はどんどん激しくなっている。3Dプリンタブームの頃には 200枚以上以上のカタログがその場でなくなって、カタログの取り合いになることもあった。

 また3Dプリンターで銃を作ったと言うことで訝しい目で見られたこともある。

プリンターと言う名前からかインクジェットプリンターのように簡単にできると思っている人も多く、説明すればするほど離れて行く人も多かった。

私が女性であるからかわからないが、会社員の男性が暇つぶしのように、何度も長時間電話してきて、繰り返し見積もりを出させ、そして何度も書き直させ、結局発注しないという方もいた。

 有難いお客様も多くて、そういうお客様は大抵直接見に来てその場で決める。結局3台買ってくれたお客様もいるし、5年ぐらい経った今でも大事に使ってくれているお客様もいる。

  時代は変わり3Dプリンターは安くなり子供用の3D CADも身近になった。子どものプログラミング教育の熱もすごい。私も 3Dプリンターとプログラミングの講師をしている。

 高いお金を出して展示会に出すのもこれが最後かもしれない。

 新しい場所もできたし、これからは自分の場所を人が集まる場所にしていきたいと思っている。

 ちなみに明日はビックサイト西館

学びネクスト7-34ブースにおります。

展示会で売るということ

 先日の展示会で 1番売り上げを上げた人と振り返り。

  彼曰く、

①商品はバラエティーを重視。

彼は戦国武将の家紋を作っているし、かわいいレジンパーツもある。和柄の模様もあり、北斎の富士波の絵もある。

様々なお客さんに対応できるようにしている。

②近くの出店者を見る

 例えば前回の展示会では、東急ハンズさんがいた。近くに誰がいるかを意識して商品を考えている。

③見栄えの工夫

 金属バックに置いて、商品がより可愛く見えるようにも心がけた。f:id:madonnya:20180306233759j:image

 して次の販売機会を、常に考えているとの事。フムフムとても参考になる。来月のクラブのミーティングで彼自身に話してもらおう。