デイサービス体験
いろいろあって介護保険を使う見通しになった。そこで一緒にデイサービスを体験!
衝撃だった。
まず自宅まで車で迎えに来てくれる。正直今は「お迎え」は不要な気がしたが、そういうきまりらしい。30代であろうにこにこした男性と母よりも高齢であろう運転手さん。不思議な気がした。
歩けば10分のところを8分くらいかけて車でデイサービスへ。
着いたら「お待ちしていました」と丁寧に声をかけられ、中へ。
入ったらほとんどのヒトが母よりも高齢に見えた。なぜならほとんどのヒトが白髪であったから。男女比は3:16。
車いすの人、きちんとお化粧しているヒト、ネクタイと背広を着てピカピカの靴をはいた紳士、パジャマのようなズボンをはいているヒト。さまざまだがどう見てもうちの母が一番若く見える。
お昼前に着いて、「夏の思い出」について職員のヒトが老人それぞれに話を聞き、○×ゲームをしていた。
そして食事。配膳からなにからすべてしてくれる。老人のみんなも私も待っているだけ。まさに上げ膳据膳。母の状態からすれば少しはやったほうがいいと思ったが母曰く「得ね」。
食事は実費で一食620円。野菜が沢山入っていておいしかった。
片づけをまたしてもらって午後。
午後はスイカ割りをした。車いすでやるが、みんな楽しそうだった。寝ている人もそれなりにいた。
デイサービスは老人の保育園のようだった。
あたりまえだけど保育園のような活気はない。
若いヒトが一生懸命盛り上げているが、それにこたえる様子はあんまりない。
そういうものかもしれないが、なんとなく違和感を感じてしまった。
介護ということが身近でないからだろうか。
でもこういう場があることはありがたい。少なくとも家にいるよりは規則正しい生活にもなるし、いいのだろう。