マリー・アントワネット(帝劇S席1階C列18番)
久々の観劇。席も凄く良く(上手ならもっと良かったが、贅沢は言えん)、声もすばらしい歌手揃いで、力のある歌声に力をもらった。やっぱり生の歌はいい。
最後に涼風真世、笹本玲奈、山口祐一郎による挨拶があった。こんな挨拶は初めてだったので、嬉しかった。でも本当は、山口さんの代わりに井上クンが良かったなー。
特徴的だと思ったのは、マルグリット役の歌が(マリーアントワネットとの対比を強調するせいか)かなり低い音程だったことだ。それもとても劇場全体に響いていて、私もああいった歌い方ができたらいいなと思った。ルイ16世役の石川禅さんの、牢獄での歌は心に沁みた。フェルセン役の井上芳雄さんはかっこよすぎる。山口さんは、こんなに高音が出たのねと感心。涼風さんは、こんなに歌がうまくなったのね(余計なお世話ですみません)。高嶋さんのメイクは殆ど本人とはわからない感じ。ここまで化けられるのね。久々にフランス革命に浸った。パワーをもらった観劇だった。