女性起業家の日々

子育て終了後の起業家のおもいや行動を綴っています。起業する皆さんの参考になれば。

塾との対話

 1年9ヶ月通った進学塾をやめる旨を先週の水曜日に電話した。最初「志望校の件で・・・こういうことなので、もうそちらにはお世話になる必要はないと考えています。」と言ったところ、担任の先生はびっくりしたようで
「そういうお話でしたか。・・・・としばし絶句。それから、その学校では、今の力ではもったいない。偏差値が低い学校には、あまり話の合うお友達はいないのではないか。物足りないと本人が言い出すのではないか」といろいろ言われ、次の日には、上司であろう学年主任から留守電が入っていた。

金曜日に電話で話し、今日の夕方面談をした。的を得た質問&提案がさすが学年主任という感じがする。こういう問題には慣れているのだろう。

●「J女子学園ならとおっしゃっている志望校とでは、どちらを選びますか?」
正直ゆれる質問だ。J女子学園は偏差値も良く、それなりのレベルだし、私も気に入っていていい学校だと思っている。ただ、私の重視しているスポーツもいまひとつだし、給食はないし、ちょっと遠い。

●「違う曜日のクラスにためしに2週間通ったらどうでしょうか?」
 「それは以前提案しました。担任の先生に『あなたじゃだめ』とは言えないので、曜日を変えたいと言ったら、それでも同じですよと言われちゃったんです。」

●「本当にその志望校以外受けないんですか?」「受けません」

その他、塾で困っていた事を言った。話をしている最中で、涙ぐんでしまった。

・娘は叱られるのが恐くて、宿題を終わらせるために、夏期講習中、昼食を食べないで塾に行っていたこと。授業は午後1時から7時だった。
・「月のみちかけ」がわかっていないようなので、先生に電話したら「今はまだわからなくてもいい」と言われどうして良いか私もわからなかったこと。
・算数の大量の問題が、全然わからなくて、年末年始2人で必死にやったこと(勉強以外は何もしなかった)。それでもうまい解き方をわからせられなかった。これは本当につらかった。
・娘が叱られてばかりいるので、みんなから「M(マゾ)」と言われていたこと。
・娘の成績が下がったら、以前親切だった友達も見下すような発言をするようになり、娘が傷ついたこと。
・夜中の1時までやっても、宿題が終わらなかったこと。
・先生に落ちこぼれと言われたこと。
・最近は、国語などもわからないと私にきき、ズルして答えを出してまで良い得点を取ろうとしていたこと。

別に塾に恨みがあるわけではなく、今後に役立ててもらいたいためだ。かなり頑張った(もがいた?)のに達成感のない受験生活だった(一応まだ続くが…)。その「もがき」をまとめてみると
・通勤途中で「予習シリーズ」を読んでみた。でもわからなかった(小学生向けの教科書なのに…)。正直わかりにくい教科書だと思う。理科と算数は全然わからんねー。
・その塾だけで十分という言葉に喜んで入塾したものの、結局破綻して、個人塾、国語の塾、家庭教師、四谷大塚のインターネット教室、大量の問題集、参考書等を購入したが・・・。
・クラスメイトのお母さんにも夜呼び出して話を聴き「そんな塾だけでやっている人なんていないわよ」と言われ対策を取ったものの、泥縄だったなー。すでに遅し。

最後はボロボロだったけれど、その過程ではいいことも沢山あった。娘も歴史好きになったし、勉強の奥深さ(私も奥まで行ったことないが)が少しはわかったのではないかと期待している。娘との距離も多少は近くなった気がする。

これまで大変すぎた。元々自分の中でも、「中学受験」がしっくりこなかった気もする。必要性も本質的には感じていなかったのかもしれない。それにしても、たかだか中学受験で、こんなに苦しむのはクレイジーだ。ただ、考え抜いたおかげで、中学、高校に何を望むのかが明確になった。私が考えることってつくづく単純だ。

①面倒見が良いところ(←不良[古い表現?]にならないで欲しい)
②部活が強いこと(私だけ?)
③勉強をちゃんとやってくれるところ(←あたりまえ)
④私が楽なところ(給食がある、近い←早起きしてお弁当なんて作る自信ないす、私が楽だと精神的/体力的に余裕がでるのよね)
⑤偏差値がそれなりなところ(←普通は第一優先だろうけど・・・・。第5優先なのね)
ぐらいなのだ。

この①-④までは何とか満たせそうだ。中学生まであと6ヶ月!充実させて、エンジョイしよう!

今日は娘は張り切って、
①めだかの水槽の掃除(ホントにすごい緑色だったよ。これまで)
②階段、玄関掃除
③茶碗洗い

をしてくれて、図書館に行って本を借りてきて、楽しそうに読んでいた。なんだか健全だねえ。
せっかくついた学習の習慣が崩れないように、明日からは決められたことをきちんとやろう!
新聞も読んでね。