女性起業家の日々

子育て終了後の起業家のおもいや行動を綴っています。起業する皆さんの参考になれば。

お勤めをするということ

 会社づとめをするということは即ち、「馬鹿な上司に耐えること」を意味する。と書いていたのは、確か福沢恵子さんだったと思うが、同感である。私の場合この「馬鹿な」という意味を、
① 人の立場を理解できない。
② いろんな価値観があることを理解できないし、する能力がない。
③ えばりたい。人を見下したい。
④ 役職は人間そのものの価値だと思っていて、上司である以上、部下より常にえらいと思っている。
と設定している。会社の出世とは不思議なもので、いっしょに仕事したくない人ほど、出世する傾向がある。こういう人の下になった場合、私は「逃げるしかない」と思うが、なかなか逃げられないのが会社であって。その辺の見の振り方がむずかしいのである。
 私は以前「上司は料理におけるソースである。なぜなら、素材を活かしも殺しもする。」と思ったが、よくお会いするのは、殺している上司で、活かしている上司には殆どお目にかかることができない。
 これだけ、キャリアデザインだとか、実力主義だとか言われているのに、現実のこのお寒い事情はなんだろう。他の会社も飲み屋や電車での愚痴を聞く限り、大同小異のようだ。一体日本のどこがどのように変わっているのかなー?なんて言っているのは、負け組の証拠?