ちきりん 未来の働き方を考えようまとめ
[Book]ちきりん 未来の働き方を考えよう Again
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/06/12
- メディア: 単行本
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良書なのであらためて見返してみる。1回目には気づかなかったこと見返しにこんな言葉が・・・
「変化を恐れて過去にしがみつくのではなく、変化を前向きに受けとめ、新しい時代の可能性を楽しもうとする姿勢が、時代に変わり目には重要です」確かに。でも忘れがち(-_-)
改めてパラパラと見返す
- 定年が延長される→何となく大変だと思ってたけど、先進国共通の問題だったのね。
- カズや中田英寿のようにいろんな人生を選ぶようになる。例としてはわかりやすい
- 働き方本の内容が変わってきている→そもそも昔働き方本なんてなかったよなー。今は段取り力とか課長になったのかとか、力が入る感じ。ちょっとそれるけど、同じ『課長』でも立場によてやることが違う気がするのだけど、「課長」くくりなのねー。中学校入ったら、高校入ってとかいう
- グローバルな働き方はビックリ!!!自分の元の会社では赴任する人が減っていたから。こんなになるんだねえ。
- 革命。 そうだったんだー!そんな匂いはしてた。でもはっきりとは認識していなかった。
- 国家を超え始める企業と個人 おおっ!私もそんな仕事の一端をちょっとだけ担っている。確かにこれまでは考えられなかった事が起きてる!!!これはITの発達とオープンソースという手法(?)が広まっているのも要因の一つだと思う。だってものの使い方を字ではなく動画で見ることができるんだもんね。会社に勤めてたら気づかなかっただろう。
- 大企業で働くという合理性の毀損 うーん。まさに私のこと。このメリット・デメリットの箇条書きはすごい。これを会社にいた時に知っていたらもっとスパッと(やめる事を)決められただろう。同時にみんなの「なぜやめるの」攻撃にもスパッと答えられただろう。みんなはメリットを中心に考えて質問。私はデメリットを考えていたのね。この箇条書き項目に加えて思うのは、大企業にいると組織の論理に従う必要があり、お金を稼ぐだけのスキルが身につかないリスクがある。ということかしら。
- 間欠泉的キャリア これは今の私ですねー(-_-)名前をつけられると安心するのはナゼ?1人じゃないと思うから?
- ミニマムに暮らす 今まさに実行中
- 40代で働き方を選び直す 意外と事例があるのねー。私ひとりかと思ったよ。
- お金に対する発想の転換 うーん。それでも娘の成人式に着物を着せるべきかどうか迷う
- 手に入れたい人生を明確にしよう そうそうこれが意外とあいまい。私もうまくいっていない。考える時間ができただけヨシとしよう。
- 1番良いと思った文章(抜粋)(191頁) やりたいことのない人生を無駄だというつもりはありません。ただ、私が言いたいのは、「自分がやりたいことが明確になれば、人生ものすごく楽になる」ということです。(中略)やりたいことが見つかると「自分の人生はこれでいいんだろうか、他にも可能性があるんじゃないかなどと、グダグダと悩み続ける必要もなくなります。他人の視線も気にならなくなり、自分の行く道に自信が持てるのです。(191頁)
- 2番目に良いと思った文章(抜粋)(抜粋190頁より)日本では就活の時、まだ20代になりたての学生に「おまえは何をやりたいのだ」と問います。でもそんな年齢の時に自分がやりたいことを見極めるのは容易ではありません(中略)さらに皮肉なことは、若者に「おまえは何をやりたいのだ」と問うている大人の方(たいていの場合、40代以降のベテランビジネスパーソン)にも、「スゴくやりたことは特にない」というヒトがたくさんいるということです。(抜粋終わり)
ちょっと笑った。そーなんだよね。やりたい仕事をしていないヒトが不機嫌に仕事を命じるから余計楽しくなくなっちゃうんだよね。
ちなみになりたい仕事については、今は学校もいわゆる“職業教育”に力を入れていて小学校からなりたい職業をその理由をクラスで発表させる。うちの娘も小学校時代は大人の期待に応えるべく「弁護士」とか「医者」とか答えていました。それを聞いて私も正直安心したのだな。ただ今考えるとその大人の反応そして評価を、子どもは小さい時から見ているわけで、大人が喜ぶ「正解」を出そうとする「クセ」がついてしまうと思います。その「(大人が喜ぶ)正解」と「自分のやりたいこと」のギャップで今の若者は苦しむのではないかと思います。その結果「やりたいことを明確にする」ことが困難になっているような気がする。
- 最後に ベテランになっても(なるほど)やりたいことをやりたいスタイルでやって、市場性についても悩まずシンプルに考えようということだ!(^^)!