女性起業家の日々

子育て終了後の起業家のおもいや行動を綴っています。起業する皆さんの参考になれば。

くまもとサプライズ

熊本へ
一昨日と昨日くまモンスマホスタンドの取扱いをお願いするために熊本へ。

百貨店さんと交通系のお店へうかがう。
営業は初めて。東京でアポ電話をすることから緊張した。
35歳の高校生ならぬ、49歳の新人営業ウーマンである。
私「くまモンスマートフォンスタンドを商品化したので云々」
A百貨店「その日私いないし、鈴木さんもいないし、田中さんに言っとくから(名前は仮名)」
行ったら田中さんは食事中。
もう一度時間を変えてうかがったところ、田中さんではなく、他のパートさんの様な方が2人呼ばれ
ご意見を頂く。
「おしゃべりくまモン(人気商品)」でもそんなにしない。
値段が高すぎる。無地に対してくまモンだからと言って高くしてはいけない。
それに対してこちらは日本製であることなどを述べるが、プロの意見はプロの意見。

価格はどうやってつけるか。昔研修の講師でも講義したなあ。
付け方は3つ。
?原価から
?需要から
?そのミックス
と習うのだが、我々は原価からつけている。しかしそうしないと日本製の少量生産では全く
採算が取れなくなってしまう。
だからみんな海外にシフトするわけね。

B交通でもやはり
「高すぎる。うちはお土産屋だから。平均単価は500円位
でも近々会議があるから一応みんなに訊いてみる」
という反応

A社とB社の間にはアーケードがあり、そこを通る度、私たちは
くまモングッズを見る目が変わる。
最初は、くまモンかわいー!から
これ値段いくらなんだ?
どこで作っているんだ?
電池のON-OFFが効かないじゃないか。
とそれぞれの商品に対してもシビアに見るようになってくる。

マーケティング。原価管理。
何回か研修でやったけど、実践は初めて。

まあ1年生社長なんだから気楽にやろう。会って頂き実際にお話しを聞くだけでも本当に勉強になる。
伸び代は大きい!