2005-07-09 「ほめるな」伊藤進 Book ★★★★★(5点)タイトルが抵抗感を生むかもしれない。しかしすばらしい本だった。とてもわかりやすく明晰に最近の「ほめる教育」を批判しているので、読んでいてすっきりとした気分になった。感情的ではなく、論理的に「無理にほめる事」の良くない点を指摘している。教育の本質、つまり何を目的に子育てをすればよいのかということを、明快に説明している。著者は、本当に感心してほめる事の否定はしていない。最初図書館で借りたのだが、何度も読み返したかったので、買った。