年金不安

　先日の久しぶりに友人達との再会。
専業主婦の（気が合う）友人のコメント。
「専業主婦だと年金も少なくて不安だ」
私「額が少ないとはいえ、払わないでもらえるのは、払っている立場からすると、違和感がある。（現制度では個人的にはどうしようもないが）もらうのであれば、払うべきだ。」と言った。
　彼女の言う通り、専業主婦にはそれなりの不安があるだろう。しかし、もし払わないのであれば、当然もらうべきではない。専業主婦の分を払っているのは、我々単身者なのだ。何でだろー？
　一方で、この制度は必ずしも専業主婦を守っているものではない。なぜなら、現状では離婚したとたんもらう権利がなくなるからだ（今まさに論議中ではある）。つまり払わなくても貰える権利は、専業主婦として（ある意味）従属していることが条件なのだ。もしかしたら、専業主婦の「ご主人」が一番おトク？

こういう国の「きまり」は、ぜひ学校の義務教育で、穴埋め問題にでもして叩きこんで欲しかった。掛け算九九みたいに、暗記させるとかね。大人になってからは出番の殆どない「方程式」や「化学式」「漢文」よりも先に。だって全国民の生活に関係ある問題なんだもん。（というよりサバイバル術だよね）
彼女は一流私大卒の才媛であるが、そんな彼女とこんな議論をするなんて、夢にも思いませんでしたよ。トホホ。