女性起業家の日々

子育て終了後の起業家のおもいや行動を綴っています。起業する皆さんの参考になれば。

私は大きく30超えてます

 先日職場の後輩に「30過ぎたら新しいことなんて、覚えられないっすよ」と言われびっくりした。思わず「えっ?あと会社生活何年あると思っているの?必要とされる能力なんてどんどん変わるんだよ」とコメントしたかったが、できなかった。
 先日読んだ雑誌に「60歳から毎日8時間以上ピアノを練習すれば、誰でも80になったらピアニストになれる(レベルは別として)」というくだりがあり、深く頷いた。またベルサイユのばらで有名な池田理代子氏も40代後半から歌手を目指し、現在は歌手活動を行っている。氏が3大テノールドミンゴに「私はこのように遅くから歌手を目指したのですよ」と言ったところ、ドミンゴは「イタリアでは60歳で歌手になった人がいる」と言われ大変勇気づけられたという話を紹介していた。
 このように考えてみると「ピアノは3歳から習わせなくちゃダメ!」なんて、庶民が気にしても、何の意味も無いことがわかる。
 要は我々自身がしっかりしなくちゃいけないと改めて思うものの、「常識」すりこみ隊は、多数派でいろんな形でやってくる。とくに「どうせ」という接頭語を伴って。ここであきらめない対抗法(これまた文章の受け売り)。「どうせ」の代りに「せっかく」をつけてみる。
「せっかく年取ったんだから」
「せっかく太ったんだから。(?)」
「せっかく変な上司についたんだから」
「せっかく顔にシミができたんだから」
「せっかくリストラされたんだから」
などと言うと、そのあと前向きな言葉が出てきそう。せっかく生きてんだから!