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• 管理可能領域と不可能領域

　これまでの歩みが違うヒトと仕事をすると、自分の考え方が以前の職場の流儀に沿っていることを感じさせられる。
コストには管理可能コストと不可能コストがある。

管理不可能コストの代表例は為替差損だ。
これは自社でどんなに努力してもその数字を動かすことはむずかしだろう。
その不確実性を織り込んでリーダーは計画を立てるべきだろうが・・・。
たとえば、東日本大震災が起こった場合。これを仮に織り込んでおいたら
いくらコストの余裕をもっていてもむずかしいだろう。

管理可能コスト
とは、管理が可能であるたとえば、納期や残業代など
自らの努力で動かせる数字である。

どの事象もこのどちらかまたはどちらかの色合いが強くなるはずだ。
このことを意識して仕事を進めていけば、ビジネスの成功の確率は自然に上がる。

こういうことは誰でも一般的に考えていると思っていた。

これは仕事以外でも使えるので、便利だ。