女性起業家の日々

子育て終了後の起業家のおもいや行動を綴っています。起業する皆さんの参考になれば。

会社がきらいになっても大丈夫 楠木新著

 昨日丸善で見つけた。丸善の本店は魅力的なお店だ。これからこういう本が増えていくだろうし、大変面白いし、ここに出てくるいろんなヒトの事例がとても参考になる。
大企業の階段を駆け上がるには「偉くなる人と長く一緒にやっていく能力」が必要。自分の仕事が「一体誰の役にたっているのかが疑問」など共感するくだりが多い。一番共感したのは、「ニュースの中高年の自殺が増えている原因について不況やリストラと言われているがそれだけではなく自分が敗者になったという絶望感が一番大きな引き金になる(118ページ)」というところである。
 それにしても著者は病気を持ち、会社を続けながら、論文を書いたり、産業カウンセラーの資格を取ったり、文章の教室に通ったり、新天地を求めた多くのヒト取材したり、ある意味興味の赴くままに精力的に動いている。すごい力に驚く。同じような女性版の本はあるだろうか・・・。書くか?