女性起業家の日々

子育て終了後の起業家のおもいや行動を綴っています。起業する皆さんの参考になれば。

勝間さんの

 香山リカさんと勝間和代さんの対談本を読んだ。2人の意見のどちらにも賛成である自分を感じる。2人の生き方の大きな違いは子供の有無である。子どもの存在が勝間さんに時間の効率化を強く意識させたのではないかと思う。子どもとフルタイムの仕事の両方を持つことは、肉体的、精神的に厳しい。多くの場合女性に負担がかかる。勝間さんはさらにシングルマザーであり、その負荷は大きいのではないか。だから余計限られた時間のなかで、効率的に仕事を行いアウトプットを出すという考えが彼女なりの手法を生み出したのではなないか。。
また二人の周囲の環境も違う。勝間さんはビジネスの現場であるし、香山さんは臨床の場である。2人の意見はまるで対立しているかのように描かれているが、実際には対象としている人が違うのであって大きく対立しているわけではないと感じた。
 女性の著者としての特徴は?2人が意見を異にしているにも関わらず、共著を出すという「男性にはあまり見られない」手段をとっていること。
?2人ともほかの人とは違い、公認会計士や医師という社会的に認知されている資格を持っていること。
の2つであると思う。とくに?については女性は「わかりやすい」資格を持っていないと、認められにくいのではないかと感じた。