女性起業家の日々

子育て終了後の起業家のおもいや行動を綴っています。起業する皆さんの参考になれば。

もし私が社長だったら

もし私が今社長になったら、どんな施策をうつだろう。
たくさんいる社員の知恵をくみ上げて力にしたい。人事考課だけでなく、違う軸での活躍の道を提供したい。これは上司に評価されることだけ考えていることの現在の弊害に対応するものだ。

  1. 新技術や新製品の分野に関しては、公募したいと思う。論文やプレゼンなどの形を審査したい。優秀なものに関しては、直接プレゼンを聞きたい。
  2. 人事制度に関しては、役職はある程度の比率で入れ替わる仕組みを持ちたい。給与面での金額差は小さくしたい。人事評価に完全なものなどないからだ。間違っている評価の結果、大きな差をつけることは、やる気をそいでしまう。同時に思うのは、優秀なヒトでも金額であまりモチベートされないと思うからである。むしろ評価されないヒトに対する悪影響が大きいと思う。頑張る人は、たとえ給料差が50円でも頑張るのではないだろうか。以前藤巻さん(弟)が、教育TVで言っていたが、役職と給料とは多少違ってもいいのではないかと思う。
  3. 人材の流動化に関しても、後押しする方向で進めたい。本当は他社からも定期的にヒトが入ってきて、自社からも定期的に抜けていくような形が理想的だが、現在そのようなインフラは整備されていないので、まずは社内での異動の活性化が進めたい。異動してもすぐに戦力化できるインフラを各部門が備え、それをチェックしていくことが必要だと思う。
  4. 仕事に対していろんな視点を当てる。グーグルかどこかが取り入れていた気がするが、勤務時間の10%を別の部署での仕事をすることを認める。みんな興味のある部署はあるものだ。そこに異動することは勇気がいるし心配もある。お試しでそこの仕事などをやってみることで、受け入れる方も出す法も仕事のやり方など、学ぶべき点があるのではないか。
  5. やることをしぼる。たとえば会社として何か新しく施策を打ち出す際には、全社員にどれだけの影響があるのか。またそれに取り組む時間を計算するといくらになるのかなどを尺度に持ち、なんでもやろうとしない。施策ごとに何時間、いくらかかっているのを常時把握する仕組みを持ち、社員が優先順位をつけやすくする。