女性起業家の日々

子育て終了後の起業家のおもいや行動を綴っています。起業する皆さんの参考になれば。

我を通した私

 金曜日のミュージカルレッスンで、9月の舞台に向けた練習スケジュールを知った。9月まで、毎週土日のどちらか半日を割かなくてはならない。時間を確保する事が無理だ。

  • その理由①娘の勉強:今でも娘の試験前は、大騒ぎで土日勉強しているのに、それができなくなる。専業主婦のお母さん平日見ることができるだろうけれども、私はできない。もうちょっと時間を作って見てあげたい。
  • その理由②:娘との対話の時間が減る。3月までのクラスが荒れていたので、そのケアが必要。時間がかかる。また、最近の反抗期モードは、私自身も全力(&頭脳大回転)で臨まないと、負けてしまう。だから体力、気力、頭脳すべて必要。おまけに、話をしていると、すぐ2,3時間経ってしまう。時間が必要。
  • その理由③:中学校の学校見学に行かなくては、ならない。5年生のうちに、学校見学をしておくようにと言われていて、去年の5年生のお母さんを見ていてもとても忙しそうだった。そのために休暇をとることも必要だろう。
  • その理由④:仕事も忙しそう

 こう考えてくると、やはり出演はむずかしい。今回は、久しぶりに大々的な舞台になるようだし、好きな歌もやるのに・・・。後ろ髪を引かれる思いはあるが、ここで母親としての役割を果たさなければ、多分後悔するだろう。
 こういう状態になって思い出したのは、まだミュージカルを始めたばっかりの2000年のNew York公演に新人にも拘らず無理矢理参加した事。当時まだ保育園児だった娘を置いて、New Yorkまで舞台に立ちに行く母って、非常識だと思い迷ったけれど、結果的に、非常に達成感があった。それがあるから、今回の舞台も素直にあきらめられる。当時他のメンバーに「普通そういう事しないよね」と言われたけど、我を通しておいて本当に良かった。
やはり、ウエイン・W・ダイアー著「自分のための人生」ISBN:4837954820、わがままをしていないと引くときもできないのよね。あの本の言葉で私は我を通した。そしてそれが今自分に返ってきている。